2016/01/20

モザンビークニュース2

非公式労働者への社会保障適用
モザンビークでは先月から、非公式労働者に対する社会保障の適用が開始された。
物売りの中には社会保障へのアクセスに肯定的な者もいるが、一方で保険料の高さに批判の声も挙がっている。
ソファラ州社会保険局のMatias氏曰く、月額330mt(約1,000円)、最低賃金の7%を支払うことによって、非公式労働者も社会保障へのアクセスが可能になるという。


モザンビークは老人に厳しい国の一つ
医療薬不足や医療ミス・家庭内暴力・公共交通手段の利用問題、これらがモザンビークの老人にとって、主な心配事である。

モザンビークでは現在、約130万人の老人が生活している(これは総人口の約5%)。
国際機関のHelpAge Internacionalによると、年金受給者は、この内の僅か1.5%であるという。

医療面については、病院で処方された薬を受け取れず(薬不足により)、適切な処置をとれないケースが多い。
また、家庭内暴力に関していうと、2015年上半期の間、約100の家庭内暴力事件が確認された。
コミュニティが老人に敬意を払わないケースもあり、時には老人の所有地を奪うこともある。

公共交通手段へのアクセスに関しても、問題がある。
モザンビークの法律では、老人はIDカードを提示することで公共交通手段を無料で利用できることになっている。
しかしながら、現状その法律は機能していない。

最近実施されたHelpAge Internacionalの調査では、モザンビークは96ヶ国中3番目に「老人の生活が困難な国」という結果であった。

2016/01/17

モザンビークニュース

ドラカマ氏「FRELIMOに統治の仕方を教えたい」
今年3月までに中部・北部の州を統治すると表明した、最大野党であるRENAMO党首ドラカマ氏は、既に6州(2014年の大統領選挙で勝利した州)の州知事・行政官の配置リストを準備し終えたと発表した。

ドラカマ氏「私達が到着する前に、現在の州知事は荷物をまとめて出て行くように。これは対象の6州(Nampula,Sofala,Tete,Zambezia, Manica, Niassa)で実施される。」
ドラカマ氏は与党FRELIMOと内戦を起こす意思はない。野党RENAMOが対象6州を統治し、与党FRELIMOに行政のあり方を示したいだけだという。
長期に渡り行われている与党との交渉では、仲裁人として南ア大統領のズマ氏が適任であると、ドラカマ氏は考えている。

モザンビーク:豪雨の北部と干ばつの南部
モザンビークでは現在、南部では干ばつ、北部では豪雨による問題が起きている。公式なデータによると、昨年12月から既に豪雨により17名の死者を出しており、3,500家屋が破壊されている。北部の豪雨は、1日の降雨量が75mmに達する。
一方の南部は、記録的な干ばつにより、水不足・飼育牛やニワトリ等の大量死亡などの被害が報告されている。災害対策センターのマプト局長のロッシャ氏は、農業への深刻な影響を危惧している。


□読書記録
海賊とよばれた男 上・下巻セット (講談社文庫)/講談社

石油会社出光の創業者の話。日本の未来を考え、外国の石油メジャーに屈すことなく戦ってきた姿は、日本人として誇りを持つことの大切さを教えてくれる。