2016/06/17

家族DIRE(居住許可証)取得方法

こんにちは。

昨日、妻と子どものDIRE(居住許可証)の申請に成功した。
日本の民間人(政府系組織に属していない人)で、妻子のDIRE取得を行ったのは、おそらく自分が初だ。
ということで、誇りを持ってDIRE取得方法をここに記載しておく。
いつか、モザンビークに個人で事業を興す人が現れ、日本から妻子を呼ぶ際、これを読んでいただければ嬉しい。

家族DIRE取得方法〜



1.前提

・呼び寄せる人間が、DIREを所持していること
・家族が、3ヶ月以上滞在する意思のあること(短期間であれば、観光ビザで問題ない)

2. DIRE取得までの手続き


2.1. 日本(在日モザンビーク大使館)

・家族へDIREを与えるために、まずは日本のモザンビーク大使館で家族・居住ビザ(Visto de residencia)を申請する必要がある。
・必要な書類は下記の通り。今回は家族が取得する場合に的を絞り、説明を加えていく。
(1)パスポート
(2)申請書
(3)証明写真
(4)黄熱病のコピー
  →黄熱病の予防接種証明書(イエローカード)の提示が必要な国を経由してモザンビークへ到着する場合、カードの提示を空港で求められる。最近では、持っていないと空港で強制的に予防接種されるらしい
(5)無犯罪証明書
  住民登録のしている県の警視庁で、申請可能。詳細は下記HPを参照
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/tetsuzuki/toko/toko.html
  →この書類は、モザンビーク入国後、DIRE申請の際にも必要になる。なお、幼児は不要
(6)健康診断書
  →英語で診断書を作成してもらう必要あり。地方だと対応している場所がなく、苦労する
(7)モザンビーク国内における、住居費を含む生活費用を工面できるという証明
  →家族ビザには必要なし
(8)収入証明
  →家族ビザには必要なし
(9)モザンビークに居住(就労)している世帯主からの身元保証書
  →身元保証者が、「この人は私の○○で、モザンビーク滞在中は私が責任を持って面倒みます」という旨を記載した書類。大使館HPにテンプレートがある
(10)身元保証者のパスポートとDIREとビザのコピー
(11)身元保証者の労働契約書と就労許可書や関係分野の省庁からの招聘状などのコピー
  →民間人の場合、招聘状は必要なし。労働契約書と就労許可証のコピーを準備

2.2. モザンビーク入国後(所轄の移民局)

無事家族を入国させた後は、いよいよDIRE申請にチャレンジだ。ビザの切れる30日以内に、下記書類を用意し、移民局へ提出すること。不測の事態に備え、早めの申請を心がけること。
(1)申請書
  →移民局で販売されてる(50mt)
(2)身元保証者の労働契約書と就労許可書のコピー
(3)身元保証者のDIREコピー
(4)身元保証書(Termo de responsabilidade)
  →身元保証者が、「この人は私の○○で、モザンビーク滞在中は私が責任を持って面倒みます」という旨を記載した書類。移民局に記入例があるので、それを参考に作成
(5)無犯罪証明書+翻訳証明書(英語→ポルトガル語)
  →無犯罪証明書をポルトガル語に訳す必要がある。翻訳は、公式に登録されている翻訳家(Tradutor oficial)にやってもらう。知人がいない場合は、移民局へ頼めば紹介してもらえる
(6)結婚証明書(夫、妻の場合)+翻訳証明書(日本語→ポルトガル語)
  →戸籍抄本か謄本でいい。日本で事前に取得しておく。翻訳は、通常であれば日本語〜英語〜ポルトガル語に訳す必要があると思う。僕の場合は、裏技を使ってなんとかした
(7)出生証明書(子どもの場合)+翻訳証明書(日本語→ポルトガル語)
  →結婚証明書と同様
(8)パスポートのコピー
  →顔写真が写っている部分と、ビザの部分をコピーして提出
(9)DIRE申請料
   →1人につき19,200mt(約4万円)。乳幼児でも同料金。手痛い出費と感じるのは僕だけではないだろう

上記書類を提出し、受付へ申請料を払えば、後は写真撮影を行って手続き終了。
個人的に、書類が受理され、「申請料を払ってください」と言われるとき、ガッツポーズしたくなるほど嬉しくなる。
DIREの提出書類にイチャモンをつけられるときのストレスは、モザンビーク生活でトップクラスに入る。これは、チャレンジした人にしかわからないだろう。

実は3年前、一度、妻のDIRE申請に失敗したことがある。
その時は結局、妻は通常ビザの最長滞在である3ヶ月間のみ滞在し、帰国した。
今回、3年ぶりに再チャレンジしたところ、予想よりはるかにスムーズに事が進んだ。
あぁ、それにしてもDIRE申請料は高い。

今回は以上です。

乾季になり、葉が減ってきたモリンガたち
次の雨季に向け、剪定を開始しよう
モリンガの花。ヨーロッパでは、サラダとして食されてるとか

2016/06/02

10日、1000日ぶりのモザンビーク

先週、日本からモザンビークへ戻って来た。
家族をモザンビークへ連れてくるための、10日程の日本滞在だった。

モザンビークに、家族3人で暮らし始めた。
子どもにとって初めての、妻にとって1,000日ぶりのモザンビークだ。

ここモザンビークの生活は、それほど楽ではない。
僕は長く住んでいるので、これが通常の生活、という感覚になっていた。
水が出なかったり、ネズミが侵入してくるのは、妻にとって結構なストレスのようだ。
慣れてもらうのが先か、限界が来て家を引っ越すのが先か、どっちだろうか。
(限界が来て、日本へ帰る、という選択もあるかもしれない)

今の住居は、家賃8,000mt(2万円弱)の1LDK。
過去に南アフリカの呪術師が住んでいた、いわくつきの物件だ(この事実は、入居後知った)。
場所はいい。市内の中心地で、駐車場スペースもある。
以前、隣人が10名以上のパキスタン人達だった。彼らはフレンドリーで人数もいたので、セキュリティの面で頼りにしていた。
今は引っ越してしまい、これから隣人はインド人になる。
一昨日会って話した結果、お互いのために警備員を雇おうという流れになった。
パキスタン人の子犬が盗まれたり、僕の家の外灯が盗まれたりと、ちらほら泥棒の存在を感じていたので、警備員を雇うことに同意した。

警備員の中には、家を守るどころか泥棒の侵入を斡旋する輩もいる。
そういう人を間違って雇うと、獅子身中の虫、という言葉を痛感する出来事が、起こりうる。
安全に気を配り、家族3人で楽しく過ごしていきたい。

今回は以上です。